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2014.06.12 Thursday

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    2012.12.10 Monday

    2012年12月11日放送:大須賀淳さん

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      先週、先々週に引き続きゲストとしてお迎えしているのは、音楽・映像クリエイターで(株)スタジオねこやなぎ代表・大須賀 淳さんです。これまでにご紹介した大須賀さんの好きなものは「音の出るおもちゃ」「音声合成」でした。電子音楽や音をつくるということについて、まったくの初心者の方にもわかりやすい言葉でお話をしてくださっています。そこには、自分の好きなものを楽しく紹介してみんなで共有したい、という気持ちが感じられます。毎度登場の仕方もユニークな大須賀さんですが、さて、今週はどんなものを紹介してくれるのでしょうか?番組後半では、「LOVE ALL 0vs0」のコーナーで大須賀さんがまったく興味を持っていないものも探ります!



      大須賀さんの好きなものその3:シンセサイザー

       シンセサイザーって漠然と鍵盤楽器、というイメージで捉えていますが、本当はどういうものなのでしょう? 「シンセサイザーと聞くと、いろいろな音が出る鍵盤楽器とイメージする方が多いと思います。生楽器やいろいろなものの音をサンプリングしていて、ボタンひとつ押すだけでいろんな音が鳴るようにプログラムされているキーボードが一般的なイメージですかね。これは素晴らしい機能なんですけど、私が好きなのはもっと本来的なシンセサイザーによる音づくりなんです。シンセサイズ=音を合成する という意味で、音を合成する機材をシンセサイザーと言います。いろいろな音を合成してひとつの音をつくっていくこと、音を生み出していくことの面白さをみなさんに伝えていきたいと思うんですよね。」

      「具体的にシンセサイザーにどんなことができるかは、次の曲を聴き比べるとよくわかると思います。ドビュッシーのピアノ組曲「子供の領分」から「ゴリウォーグのケーク=ウォーク」という曲。ピアノ演奏曲として素晴らしい楽曲ですがこちらを、日本人の富田勲さんという電子音楽の神様のような方がシンセサイザーで演奏されています。それが1974年に発表したアルバム「月の光」に収録されている「ゴリウォーグのケーク=ウォーク」です。この二曲を聴き比べてもらうと、シンセサイザーによって構成される音の多彩さにびっくりされると思いますよ。



      こういうことができるのが、シンセサイザーの魅力です。画家が絵を思い浮かべて作品にしていくように、音を操れる。シンセサイザー登場前、これにあたるのがオーケストラでした。オーケストラよりももっともっとパーソナルな表現を可能にしたのがシンセサイザーなんですね〜〜。」

      「でね、今パソコンで音がつくれちゃうんですよ。今日、使ってみるのは「synth1(シンセワン)というフリーソフトです。windowsでもMacでも使えるし、iPadでも使えます」

      ※「Synth1が気になる方はこちらからダウンロードできますよ



      例えば「風の音」をつくってみようとしたとき、人それぞれが自分の中にある風のイメージをもとにしてつくると思います。ある程度の約束事をふめば、「風」のように聞こえる音ができあがりますが、表現は十人十色です。私のつくる風の音はこんな感じ、別の人がつくるとまた違うニュアンスの風の音ができる。これは、絵画におきかえて言うともっとわかりやすいと思うんですよね。「りんご」を描いてくださいと言われたら、みんなそれぞれの「りんご」を書くでしょう。そのとき、どれひとつ同じものはないはずです。シンセサイザーはそんな風に、まるで絵を描くように音で世界を表現できる素晴らしいものなんですよ。自分のイメージをどんどん投影できるところがいいですね。」

      ここで、番組ナビゲーターのイトウと大須賀さんで朗読とシンセサイザーによるセッションに挑戦しました。題材は詩人・北村明洋さんの詩、「階段」。ぶっつけ本番、せーので、お互いのイメージを融合させました。iPadにいれた「synth1」で多彩な音をちりばめてくれた大須賀さん。こんな世界ができあがりましたよ ↓ 

       

      大須賀淳さんの 0vs 0 (ラブオール)!

      「0 vs0」のコーナーではゲストの方がこれまでまったく無関心でいるものを、会話しながら想像であてて遊びます。好きでも嫌いでもない、まったくゼロな状態は、ひょっとしたらスタート地点になりうるかもしれません。ラブオールを探ったその時から、新しい物語が始まるのです♪

      音が出るものは大好きだということはわかっているし、仕事で映像制作にも携わっていらっしゃるから、きっと映画や写真などにも興味があるはず……それ以外にも雑学ネタをいろいろと持つ方ですから興味の範囲はとても広そう。一体、大須賀さんが無関心なものはなんだろう??? と、必死に探っていると本人自らしびれを切らしてカミングアウト。それは・・・



      数字!!!

      「パソコンで音楽つくったり映像いじったりしていると、多少なりとも数字が関連してくるのね、そういうのはかろうじて大丈夫なんだけど、経理の数字とか、まったくわかんないの。ハクション大魔王みたいになっちゃうんだよね。一経営者としてそれで大丈夫なのかって話もあるけど(笑)」 意外。勝手ながら、機材をスイスイ扱う様子から、理数系が得意そうな人だとばかり思っていました。「よく言われるんだけど、僕は文系なんだよね〜〜。でね、だからこそここで言いたいのは、音楽つくりたいと思っている人とか、パソコンでDTMやってみようと思っている人で、でも数字とか苦手なんだよな〜〜っていう人がきっといると思うんですけど、なんとかなりますから(笑)確かにロジックが必要なときもあるんです。数字に強いことが強みになることももちろんあると思います。でも、数字に強い以外のことが強みになることだって十分あるんですよ。ものをつくる上で一番大事なのは「やりたい気持ち」です。

      最後に力強く、暖かにしめてくれた大須賀さん。好奇心と大好きという気持ちで動く様子は、きっと子供のころから変わっていないんでしょうね。上手にやろうとか、損のないようにやろうとか、そうしたことはひとまずおいといて、思う存分自分の感性を発揮してみる。イメージを投影してみる。そんなとき、ひょうたんからコマのように生まれる新しい可能性。大須賀さんの毎日にはたくさんの驚きが潜んでいるのではないでしょうか。その驚きがチャンスとなって次のときめきにつながっていく。計算できない喜びがたっくさんありそうですね。 

      番組では、今後も大須賀さんと協力して、音のでるおもちゃで遊ぶセッションパーティーやイベントなどを企画していきたいと思っています。ぜひ、今回の放送を通じて電子音楽や即興表現に興味をもたれた方いらっしゃいましたら、一緒に遊びましょうね! 企画の続報をお楽しみに♪


      再放送は12月15日(土)午前11時からです。



      ●大須賀 淳さんの書籍紹介●

      「つくりながら覚えるDTM入門」秀和システム刊

      「映像制作のためのサウンド収録&編集テクニック」玄光社刊 http://www.genkosha.com/vs/cat752/entry/post_370.html

      ●毎月8日発売の「月刊DTMマガジン」にて音声合成ツールUTAUについてのコーナー「UTAU徹底研究部」連載中。

      ●毎月20日発売の「ビデオSALON」にて「ネット時代の動画活用講座」連載中 WEB版ビデオSALONはこちら

      ●●●大須賀さんが代表を務めるスタジオねこやなぎ


      Today's number
      Opening:[レモン] nokko
      M1: [子供の領分・組曲6ゴリウォーグのケーク=ウォーク]
      M2:[ゴリウォーグのケーク=ウォーク] 富田勲(大須賀selection)
      Endind:[Bye Bye Love] The Ditty Bops









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