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    2013.02.19 Tuesday

    2013年2月19日放送:NOKKO特集!

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      いつもは多彩なゲストをお迎えして、その方の大好きなものについてたっぷり3週間お話を伺っていくのが定番スタイルの番組なんですが、今回はスピンオフ企画ということで、番組ナビゲーターのイトウアヤコが大好きな、NOKKOの特集をお送りしたいと思います。

      NOKKO(のっこ)さん。元レベッカのヴォーカル、というご紹介が一番ポピュラーかもしれませんね。昨日、FMおだわら夜9時から放送中のD,侯爵の『RADIO R'lyeh』でレベッカの特集を組まれていました。そこに私もゲストとして出演してきたんですけども、レベッカを特集するならば、ぜひ、レベッカ解散後、ソロアーティストとしてのNOKKOについても紹介したい! 素晴らしい歌がたくさんあるんだよ!ということを伝えられたいなあと思って今回のプログラムを企画しました。「懐かしのなんとか」とか「あの人は今」的な内容ではなく、NOKKOさん活動について一ファンとして語らせてください。

      まずは、一曲お届けしましょう。 91年にレベッカ解散後、NOKKOは日本を離れます。それから3年アメリカやイギリスを転々と暮らしながらつくった音源をもとに制作された、93年発表のアルバム「I’ll catch U」から「Oh yeah」をどうぞ。

      I Will Catch U

      レベッカを解散し、渡米に至ったときの自分のことをNOKKOはのちのエッセイの中でこう語っています。「6年間走り続けたバンドではあったものの、私の心と体は限界を超えた状態からさらに1年過ぎていました。バンドブームの予感も手伝って20代の小娘の私が発する空想や日常の言葉が大きな会社の経済さえも動かすようになっていました。休めば私ではないNOKKOという名前が勝手に仕事を続けている状態にまでなっていました。このままでは私という個体は何か大きな渦に乗っ取られてしまう。。。(NOKKO's SELLECTION NOKKO's BEST ライナーノーツより引用)と、相当に身も心も疲れきっていたことを告白しています。

      一旦、自分を取り戻そうとニューヨークに渡った彼女は、ここでは何も期待されないから自由にやれるだろうと踏んだそうなんですが、しかし、やはり彼女のダイヤモンドのような才能は必ず人の目にとまってしまうんですね。

        「I Will Catch U」のプロモーションビデオが、ニューヨークのクラブシーンで注目を集めます。最初は日本から送り込まれてきた芸能人的な扱いだった彼女が、クラブミュージックのカテゴリーに移籍され、国籍うんぬん関係なくいいものはいいと認められる、実にニューヨークらしい展開でとくにゲイカルチャーに歓迎を受け、彼女が出演するクラブは毎夜満員、一躍時のディーヴァになってしまいます。

      このときNOKKOは実力で勝負し得た結果であるものの、それ以上に「これではまた同じことだ、どうしてこうも私は帰りたい家にたどり着けないのだろう…」という不安を抱えたそうです。そして、日本に帰ることを決意します。

      日本に帰ってきての評価はコテンパンだったと本人は語ります。レベッカのNOKKOがあまりにも鮮烈だったため、クラブミュージックへの転向は賛否郎論。私は当時、とてもいい、カッコイイ!と思いましたけどね〜。疾走感がありつつとっつきやすいポップ色強めなガールズボーカルのロックを期待されていたとしたらギャップがあったかもしれません。しかししかし、日本で発売された「クラブハレルヤ」のライブビデオは素晴らしいです。永久保存版です。DVDで再販もされていますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。

      CLUB HALLELUJAH [DVD]

      コテンパンだったという、「I Will Catch U」。そのアレンジでイングリッシュバージョンの「Call Me Nightlife」。その翌年に発表されたアルバムが「Colored」です。こちらはレベッカ時代からのファンも納得の一枚だったのではないでしょうか。世間的にも好調なセールスを築きました。その理由のひとつに、「魅せられて」「また逢う日まで」など超ヒット曲の生みの親、筒美京平さんとつくった楽曲があります。それが「人魚」です。

      でもあえて今は、「人魚」ではなく、同じくアルバム「colored」に収録されている「エビス・ワルツ」をご紹介しましょう。こちらも筒美京平さんが作曲をしています。私の個人的なイメージなんですけど、この恵比寿ワルツ、レベッカ時代の曲「トラブルオブラブ」のアフターソングのように思えるんですよね。いろいろ経験をした女の子が、いつしか自分自身で自分の機嫌をとれるようになっていく、大人の女性へと成長していく、あいかわらずいろいろあるけれど、おおむね幸せよね、と心のなかで感じている、そんなイメージがあります。ぜひ聴いてみてください。

      colored

      「エビス・ワルツ」は最後のワンフレーズ、前髪だけにしてね っていうのがとっても可愛いです。このアルバムは非常にキラキラとした色合いと輝きを持つアルバムだったと思います。どの曲も物語を持っていてそれぞれに色あいをもつ、まさにカラードなアルバムなのでした。

      さて「colored」発表ののち、NOKKOは地元埼玉に自宅スタジオと個人事務所を設立します。地元の志あるミュージシャンたちと一緒に地元の風景をアコースティックな音楽で描きます。これが、1995年発表の名盤「Rhyming CAFE」です。いままの楽曲と明らかに手触りの違う楽曲が並び、実に味わい深いアルバムに仕上がっています。この中から一曲お届けしましょう。「あくびとUFO」。

      Rhyming CAFE

      この頃からNOKKOはより一層、日本語の優しいひびきを大切にした楽曲を歌うようになります。また、NOKKOはほんとうは歌謡曲を歌いたかった。ユーミンもすごく好き歌いたい と語っていたんですね。ゲイカルチャーシーンで大ウケした経歴を持つ人とすれば意外な発言ですけど、本当のところはそうなんでしょうね。98年に発表された平仮名ののっこ名義「ベランダの岸辺」こちらはムーンライダースの白井良明氏によるプロデュースのしっとりとしたアルバムです。この中でも憧れのユーミンのカバーをしています。

      ベランダの岸辺

      志を高く良質な音楽をつくろうと結成された、個人事務所の面々でしたが、やがて数年のうちに解散の運びになります。このときのことをのちにNOKKOは「誇り高き彼らの望みはやはり大きな企業の波に乗ることだったので私は数年して事務所をたたみました。変わってしまったのは地元の風景だけではなくて、人の気持ちだったのだということも思い知りました。」またしても、NOKKOは、地元に戻ったにも関わらず、帰りたいところに辿りつけないのでした。

      そして2000年に屋敷豪太・白井良明のダブルプロデュースによるアルバム「Viaje」を発表したのち、メジャーシーンの一線から離れます。

      その後、2003年にNOKKO&GO名義でアルバム「宇宙のコモリウタ」がリリースされました。GOとは、世界的に活躍するミックスエンジニアのHOTODAGOさん。マドンナやチャカカーン、YMO、などなどなど世界的に活躍するアーティストたちのミックスを手がけてグラミー賞作品を数多く作り上げている方です。そのGOさんとNOKKOはめでたく結婚されたのでした。

      そして2006年にはGOさんによるリマスターで「NOKKO‘SSELLECTION NOKKO’SBEST」という二枚組のベストアルバムを発表。これまでにもレコード会社が出したNOKKOのベスト盤が出ていましたが、そちらはどうやら大人の事情がいろいろあったらしく。NOKKOとしてはこの二枚組の方こそ自分のベストである、ということを伝えたかったんでしょうね。

      NOKKO’S SELECTION,NOKKO’S BEST

      信頼できるパートナーと結ばれ、ようやく「帰りたい家」にたどりついたNOKKO。現在は女の子のお母さんになって熱海で暮らしながら音楽を作っています。

      2008年に地元熱海のお寺で開かれた「はなまつり」のコンサートがありまして、実は私、たまたまこの情報をみつけて家族と一緒に慌ててかけつけました。ずっとレベッカ時代からファンであったのにも関わらず、一度もライブに行けていなかったんです。それでもいつか会いたい人だったNOKKO。ついに会えたのは、酸欠ライブのLAMAMAでもなく、大きな武道館でもなく、熱海の小さな、お寺の本堂でした。観客は200人くらいだったでしょうか。お寺の境内でNOKKOが歌っているんですよ。それを芝生に座って見ている私。そして当時1歳の娘がNOKKOの歌にあわせて体を揺らしている……。とても感動しましたね。親子二世代でNOKKOの歌声を聞けた喜びに思わず涙しました。

      NOKKOはそのとき、童謡を歌っていました。ぞうさん、こいのぼり、うみ。はなまつりの子どものためのコンサートでしたので、そうした家族みんなで聴けるやさしい歌を歌ってくれました。NOKKOが歌う童謡。とてもよかったです。たくさんの子どもやママたちにも聴いてほしいなと思いました。こんな童謡を聞きながらだったら寝かしつけの時間も、家で追いかけっこを余儀なくされる時間もなんとなくほっとできそうだなあと思いました。

      そして、このコンサートの後半、「人魚」を歌ってくれました。

      歌っているときに、一瞬遠くの空を見て、NOKKOが歌うのをふっとやめたんですね。それからまた歌いでしたのですが、最後まで歌い終わってからMCで、この曲は、母への気持ちをつづった歌であること、さっき、歌っているとき気持ちが真っ白になってしまって、ここがどこかわからなくなった、でもそのとき一瞬母に届いたような気がした……というようなことを語ってくれたのです。

      「人魚」は。お母さんへの想いを歌った曲だったんですね。発売当初、完全に恋人への気持ちを歌った歌と思っていましたし、私個人的な感想としては……実はそれほどこの曲に惹かれなかったんです、あまりにもストレートだなと思って。でも、この曲は母に捧ぐ歌だと聴いて、あらためて聞いたら、もう、歌詞の入ってき方がまったく違うんです。そして、改めて、心の置き場に困る歌になってしましました。幸い、私の母は健在なのですが、いつかそんな日が来るのかもしれないという予感や、人の絆の儚さと裏腹な強さ、いろいろなものを感じるようになってしまいました。もう私がラジオでかけることはないと思います。でもあえて、あなたと今夜、しっかりと味わいたいです。

      人魚

      この2008年のコンサートを聴きに行ったことをきっかけに、私はいつかNOKKOさんを招いて、「彼女の今」を聞かせてもらえるライブを開きたいなと思うようになりました。あれから5年が立ちますので、もう私が拝見したときのNOKKOでもなくなっていると思うんですよね。なので、あの時でもなく、「今」の彼女の歌を聴きたいと思う気持ちが常にあります。

      NOKKOって、けしてメッセージ性の強い曲でファンを扇動するタイプのミュージシャンではないように思います。ただ、ものすごく天才的なボーカリスト、その一曲のために生きているような、ただそれだけのピュアな存在。そんな印象があります。歌っているときはトランスしているのかもしれない。そんな気さえするほどです。そして私はそんなNOKKOが表現する世界を切り取られた時間としてどっぷり堪能したいなと思っています。小田原に呼びたいなあ!来てくれるかなあ。一緒に楽しみたい方います? 呼ぼう呼ぼう!という方はぜひぜひ番組宛メッセージをくださいね!今夜の感想なども送っていただけると嬉しいです。

      ご意見・ご感想・メッセージはこちらからお願いします!

      今日ご紹介した他にもたくさんいい曲がありますので今後もレギュラー放送の中でもことあるごとにかけていきたいと思います。もちろん、オープニングも変わらずNOKKOの「レモン」で。今日のエンディングは、NOKKOの曲の中でも一番のハッピーソングでお別れしましょう。2006年に旦那さんのGOさんがリミックスしたバージョンで「ライブがはねたら」です!それではまた来週!

      NOKKO’S SELECTION,NOKKO’S BEST

      today's number
      opening:レモン
      M1:Oh Yeah
      BGM:I'll Catch U
      BGM:Vivace
      M2:エビス・ワルツ
      BGM:キリン M3:あくびとUFO
      BGM:ベルベッドイースター
      BGM:ゆうぐれなき
      M4:人魚
      BGM:FEEL
      endding:ライブがはねたら




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